こんにちは。YOU-RENTです!
新天地で新しい生活を始めるにあたって、安心できる引っ越し業者に依頼してスムーズに引っ越したいと思うのは当たり前ですよね。
しかし、引っ越しは人が行うことなので、トラブルはどうしても起きてしまいます。
気持ちよく引っ越しをするためにも、事前にトラブルの事例やトラブルへの対処法、トラブルに遭わないためのポイントについて知っておくといいでしょう。
そこで今回は、引っ越しのトラブルについてご紹介していきます!
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目次
引っ越しトラブルの件数は?
例年、国民生活センターには、引っ越しサービスのトラブルに関する相談が多数寄せられています。
PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)によると、引っ越しサービスに関する相談は、2019年で911件以上もありました。
その後、2020年で1948件、2021年で1226件と推移しています。
特に就職や進学、転職などの節目の時期である3~5月は、全国の消費生活センターに引っ越しサービスに関する相談が多く寄せられている傾向にあります。
相談件数は年々減少はしているものの、ここ数年で大きな改善はみられていないのが現状です。
もし引っ越しに関するトラブルが発生した場合には、早めに申告しなければなりません。
その理由は、トラブルをいつまでに報告しなければならないかということが、国土交通省が定めているからです。
引っ越し業者に過失があっても、その期限を過ぎると責任がなくなってしまいます。
そのため、トラブルに対してどのような対応を求めるのか、はっきり決めておく必要があります。
そのためには、事前にトラブルの事例と対処法を知っておく必要がありますね。
引っ越しのトラブル事例と対処法は?
引っ越しで何かしらのトラブルに巻き込まれたという方の、実際に起きたトラブル事例をご紹介していきます。
それに合わせて対策法もいくつかお伝えしていきます。
引っ越しの荷物(家具・家電)を破損された
引っ越しでは、「たんすや机などの家具を傷つけられた」、「家具の分解の際に力ずくで分解され破損された」、「業者側の梱包不十分で電化製品が破損した」などの破損事例は多くあります。
家具を破損させられた場合、事業者が修理対応をすることが多いものの、元通り綺麗に修復することは難しく破損の跡が残ることが多いようです。
こちらの事例の対策としては、「傷つきやすい家具・家電を把握しておき梱包を厳重にしてもらうように依頼をする」、「状況に応じて事前に緩衝材などでカバーをしておく」などが挙げられます。
また、家具の取っ手やノブ、家電のスイッチボタンなど、飛び出している部分は破損しやすいので、特に注意してカバーしておきましょう。
また、電化製品は輸送時の衝撃で開閉ができなくなることもあるので、梱包や輸送後のチェックは忘れずに行いましょう。
家具や家電を置くときに新居の床が凹んでしまった
実際に起きた事例で、「新居にタンスを置くときに、ドスン!と置かれたせいでフローリングが凹んだ」というトラブルがあります。
ただ、凹んでしまった床は賃貸の場合、退去費用に含まれるため、何年後になるか分からず、明確な金額を請求することが難しいです。
そのため、保険に沿った金額の賠償があるのか、引っ越し費用を割り引いてもらう程度の補填しか選択肢はありません。
もし新居に傷を付けられてしまった場合、傷付いた部分をスマホで写真に収めておき、証拠を残しておきましょう。
傷の具合によっては、さらに交渉に持ち込める可能性があります。
雨の日の引っ越しで新居を汚された
雨の日の引っ越しの場合、従業員が玄関やベランダを出入りした際に、新居やマットが泥などで汚されてしまうトラブルがあります。
対策としては、従業員と事前に段取りを打ち合わせしておくのがいいでしょう。
その際に、新居や家財道具を汚さないために、どのような作業方法を取り入れているのか聞いておくことをおすすめします。
また、新居や荷物が泥などで汚されたら困ることをしっかりと伝えておくことも大切です。
引っ越し業者のなかには、公式サイトにて自社が取り組んでいる雨の日の引っ越し作業方法について詳しく説明している企業もあるため、心配な方は目を通しておくといいでしょう。
自分で行える対策としては、「機密機器や家電製品、高価な革製品はビニールで覆う」、「荷物をビニール袋に包んでから段ボールの中に入れる」などを行っておきましょう。
荷物を紛失された
配送中の荷物が何らかの事情により紛失されてしまうトラブルがあります。
紛失のリスクが懸念される場合というのは、特に海外から日本に引っ越しするケースです。
予めに、業者に預けた荷物がなくなったり、業者が荷物を積み忘れたり、紛失や盗難にあう可能性について考慮しておきましょう。
また、引っ越し業者のトラックでは、貴重品を運ぶことができません。
例えば、現金・宝石・預金通帳などの貴重品は、紛失のリスクから運搬できないため、自分で運ぶように注意してください。
また、もし貴重品を引っ越し業者のトラックに乗せて紛失されてしまった場合、補償対象外です。
別の家に荷物が運び込まれていた
こちらのケースはまれなケースですが、別の引っ越しの人と荷物が入れ替わっていたというトラブルもあります。
特に単身パックなど、1つのコンテナやラックで引っ越しする場合に、荷物の入れ替わりは起きやすいです。
こちらの対策としては、荷物が届いたらすぐに引っ越し業者がいる前で荷物の確認をしてください。
違った場合には、すぐに本部に連絡してもらい、自分の荷物がどうなったか捜索してもらいましょう。
また、引っ越し業者側の業務ミスのため、引っ越し費用を割引してもらえないかや、きちんと補填されるのか交渉をしましょう。
場合によっては、応じてもらうことができます。
予定していた時刻に来なかった
引っ越し業者が作業予定時刻に遅れて到着することがあります。
遅れてしまう原因としては、「前の引っ越し作業に時間がかかった」、「想定外の交通渋滞が発生した」などの原因が考えられます。
特に、午後から作業を開始する午後便で起こりやすいトラブルです。
通常、遅刻が発生したら速やかに引っ越し業者から連絡が入ります。
大幅な遅刻により当日に作業ができなくなったケースや、引っ越し業者が報告なしで遅刻したケース、遅刻により依頼主に損害が発生したケースについては、補償の対象となることがあるため、しっかりと確認しておきましょう。
対策としては、必ず連絡の取れる連絡先を聞いておくことや、もし予定時刻を過ぎても訪問がない場合は、どのような対応が行われるか確認しておくといいでしょう。
まずは担当スタッフに連絡、繋がらなければ本社に連絡、それでも繋がらなければ引っ越し110番(03-3256-8110)に連絡しましょう。
契約していないのに段ボールを置いていかれた
見積もりを出してもらった引っ越し業者がいきなり自宅に来て、契約していないのに段ボールを勝手に置いていかれたという事例があります。
また、勝手に置いていったにも関わらず、段ボール費用を請求されることがあるようです。
勝手に置いていった上に、段ボール費用を請求するのは明らかに違法です。
もしこのような事態に直面したら、すぐさま段ボールを置いていった引っ越し業者に連絡し、「引き取っていただけない、費用請求するなら消費者センターに連絡する」と伝えてください。
基本的には、上記で解決することがほとんどですが、それでも解決しない場合は、消費者センターに連絡し、どのように対処したらいいのか相談しましょう。
もし勝手に段ボールを置いていかれても、絶対に梱包を解いたり使用したりしないでください。
一度使用してしまうと、納得して使用していると判断され、費用を支払う必要が出てきてしまいます。
不当な追加料金を請求された
事前に見積を依頼して、見積もりを出してもらったにも関わらず、当日になって追加料金を請求されるなど、料金に関するトラブルも実は多いです。
追加料金が発生するケースとしては、ドアや階段の幅が狭く、大型家具・家電の搬入・搬出ができずにクレーン車が必要になった場合などが挙げられます。
クレーン車を使用しての荷物の搬入・搬出が必要となった場合は、追加料金を拒否することが難しいため、注意が必要です。
仮に引っ越し業者の説明不足であった場合も、追加料金を支払う必要が高いです。
見に覚えのない追加料金を請求を防ぐためにも、見積もりを取ってもらう段階で契約内容をしっかり把握し、荷物の搬出・搬入などの懸念事項は事前に相談しておくことが大切です。
万が一、当日になってクレーン車での搬出・搬入が必要となった場合など、見積もりのときに見込んでいなかった作業や費用が発生することになった場合は、原因が消費者と引っ越し業者のどちらに起因するものかを特定し、補填について相談ができるようにしておきましょう。
引っ越し業者と口論・喧嘩になった
引っ越し作業は企業によって金額はバラバラです。
それゆえに、格安に惹かれて対応の悪い引っ越し業者にうっかり依頼してしまうとトラブルに繋がります。
引っ越し業者と口論や喧嘩になってしまうトラブルはよく起こる事例の一つです。
原因の多くが、作業担当者が無礼と感じてしまうことや、作業内容が乱暴に見えてしまうことで依頼主が注意するところから発展していきます。
このようなトラブルを避けるためには、事前に引っ越し業者の評判を確認し、過去にトラブルが発生していないかチェックしておくことが大切です。
また、口コミなどで評価を見ておくこともいいでしょう。
しかし、スタッフのなかにはアルバイトもいるため、礼儀に問題があると感じることもあるかもしれません。
作業内容に問題がない場合は、我慢することも必要かもしれません。
もし引っ越し当日に口論・喧嘩となってしまった場合は、直ちに引っ越し業者の本社へ連絡しましょう。
このようなトラブルの場合、通常はエリアの責任者が対応してくれます。
状況を正しく説明し、安心して引っ越しを任せることができない状態であれば、スタッフの交代や引っ越しの延期をお願いしましょう。
引っ越し時のトラブル対処法
もし引っ越し時にトラブルが発生してしまったら、どのように対処したらいいのでしょうか。
引っ越しで生じたトラブルの問い合わせ先や、対処方法についてご説明します。
引っ越し業者に問い合わせる
引っ越し作業中に起きたトラブルについては、引っ越し業者のカスタマーセンターやお客さま相談窓口に問い合わせましょう。
注意しておきたい事項としては、荷物の破損や紛失については、引っ越しから3ヵ月以内に連絡をすることです。
3ヵ月以内に連絡がない場合には、引っ越し業者の責任が消滅することが「標準引越運送約款 第25条1」で定められています。
できる限り早めに問い合わせを行ってください。
消費者ホットライン
消費者ホットラインは、電話番号「188」番に問い合わせることで、最寄りの相談窓口を紹介してもらえるサービスです。
トラブルの具体的な相談先が分からない場合、電話を通じてお住まいの地域の消費生活センターや、消費生活相談窓口へ通話をつなげてもらうことができます。
消費生活センター
消費生活センターは、全国の都道府県に設置されています。
商品やサービスに関するトラブルを解決するために、必要な情報の提供を受けたり、専門家への斡旋を受けたりすることができます。
利用の際には、居住地の消費生活センターへ問い合わせを行いましょう。
消費者ホットラインに電話せず、自分で最寄りの消費生活センターを探せる方は、直接に施設へ電話や来所をしても構いません。
国民生活センター
国民生活センターは、独立行政法人として商品やサービスに関する相談対応や、消費者トラブルを防ぐための情報発信を行う機関です。
消費生活センターの代わりに相談を受け付けています。
たとえば、消費者ホットラインから消費生活センターに電話がつながらない場合や、消費生活センターが開所していない場合などに利用しましょう。
土日祝日の10時~16時にはホットラインによる休日相談が実施されています。
トラブルに遭わないために注意すべきポイントは?
引っ越し時にトラブルに遭わないためにも、注意しておくべきポイントはあります。
ここでは注意しておくべきポイントについて、ご紹介していきます!
極端に見積もりが高い引っ越し業者は選ばない
引っ越し業者を選ぶときには、複数の引っ越し業者に見積の依頼を行いましょう。
極端に見積もりの金額が高い業者は避けるようにしてください。
内訳が明確になっていて納得がいくならいいですが、不要なオプションが入っていたり、どのようなための費用か分からないものが入っている場合は、誠実に対応してくれない引っ越し業者の可能性が高いです。
また、人件費や移動費が極端に高い場合も、避けたほうが無難です。
当日になって人員を増やしたいと言われ、人件費が追加されるトラブルにつながる可能性があります。
陸運局の許可証があるか確認しておく
引っ越し業者が、きちんと「陸運局の許可証」を持っているか確認しましょう。
確認方法の1つは、引っ越し業者のトラックや車のナンバープレートの色が「緑」か「黒」になっているかです。
黒か緑のナンバープレートは、陸運局から営業に使用していいと許可が下りている車の証です。
2つめの確認方法は、直接引っ越し業者のスタッフに依頼して、陸運局の許可証があるか確認しましょう。
稀に、一般車両のナンバープレートの引っ越し業者がいますが、許可を得ている場合は「許可証」の携帯が必須なので車の中に置かれているはずです。
対応が悪い引っ越し業者は利用しない
電話やメールなど、見積もりの依頼や正式契約までのやり取りのなかで、スタッフの対応が悪いと感じた場合は利用をやめましょう。
言葉のすれ違いで思うように話が進まなかったり、オプションの押し売り、当日の作業が雑などのトラブルに発展する可能性が高いです。
電話やメールだと、接客してくれたスタッフだけが悪いと思いがちですが、少しでもトラブルを回避するために思い切って、違う引っ越し業者に依頼するべきです。
また、ネット上の口コミサイトなどで、実際に利用した方の口コミを確認することもおすすめです。
正式な契約をするまで捺印やサインをしない
見積もり後に、自分自身が納得して正式な契約をするまでは、スタッフに進められても捺印やサインを絶対にしないでください。
「依頼が多いので早く契約しないとスケジュールが空いていない」「あとは契約後に話しましょう」など、契約を急かしてくる場合は要注意です。
また、正式な契約をしていないのにも関わらず、家に段ボールを置いていく業者も要注意です。
拒否すると段ボール代金を請求してきて、無理やり契約につなげる引っ越し業者の場合が多いです。
スケジュールの打ち合わせは細かくしておく
搬出・搬入時などのスケジュールは、細かく打ち合わせをしておきましょう。
しっかり行っておかないと、すれ違いが生じて日時がズレる可能性が高いです。
「〇月〇日の〇時~〇時の間で」など、最初に明確な日時を伝えておきましょう。
スケジュールが空いていれば、希望通りに予約が取れます。
「〇月〇日ならいつでも問題ない」「〇日~〇日の間で空きがあれば」など、曖昧に伝えてしまうと、引っ越し業者都合で予定を組まれてしまうので、別のお客さまを優先されてしまう可能性があります。
免責事項を確認しておく
事前に国土交通省の「標準引越運送約款」を見て、免責事項を確認しておきましょう。
引っ越し荷物の破損や紛失に関する賠償法封などが、しっかりと明記されています。
確認後、引っ越し業者が定める保証対象や保険が理不尽な内容になっていないか、納得のいく保証があるのかどうか確認しましょう。
もし、免責事項や保証・保険を定めていない引っ越し業者を選んでしまった場合、泣き寝入りする可能性が高くなります。
引っ越し前と引っ越し後の部屋や荷物の状態を確認しておく
引っ越しの作業により、新居・旧居の部屋や荷物に傷ができた場合や、物が紛失した場合には、速やかに引っ越し業者への報告が必要です。
部屋の床や壁に傷がないか、家具や家電に傷がないか、運び忘れている荷物や紛失している荷物がないかどうか、引っ越しの前後で必ず確認するようにしましょう。
引っ越しの際中に生じたトラブルの報告が遅れないように、自身で部屋や荷物の状態を常にチェックしておくことも大切です。
家具・家電レンタルを利用してみませんか?
ここまで引っ越しで起こりうるトラブルの事例と対処について、ご説明してきました。
家具・家電などの荷物が多いと、荷造りにも手間がかかりますし、トラブルに繋がることもあり、引っ越しが多い方には面倒が多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいサービスが、家具・家電のレンタルサービスです。
YOU-RENTではさまざまな家具・家電を取り扱っています。(※在庫状況によりご用意できない場合もあります)
期限が決まっている転勤や単身赴任の方など、引っ越しが多い方に、レンタルサービスはとても有効なサービスと言えます。
家具・家電のレンタルサービスを利用すれば、利用したいときに利用したい家具・家電のみレンタルすることができ、新居へ引っ越す際には、レンタル業者に引き取ってもらうだけで済みます。
そのため面倒な梱包も、引っ越しの際の運搬時の傷なども気にする必要はありません!
引っ越しのトラブルについて知っておこう!
引っ越しのときのトラブルについて、ここまでご説明をしてきましたが、いかがでしたか?
引っ越しを控えている方は、事前に注意しておきたいポイントを把握して、今後に起こりうる被害を最小限に食い止めましょう。
また引っ越しの手間を考えたときに、家具・家電レンタルサービスをご利用することも、一つの選択肢として考えてみることもいいのではないでしょうか。
私たちYOU-RENTでは、さまざまな家具・家電を取り扱っております。
YOU-RENTが拠点を構える愛知県(名古屋)はもちろん、岐阜・三重・静岡の東海地方から滋賀・京都・大阪・京都の関西圏まで幅広く対応を行っています。
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