【老人ホームでも便利】高齢者のためのベッドの選び方をご紹介します!

2023 . 10 . 25

こんにちは。YOU-RENTです!

 

最近では、介護施設や有料老人ホームなどの高齢者住宅が増えてきており、利用を検討している方も多いのではないでしょうか。

 

介護施設や老人ホームのなかには、家具や家電を入居者が事前に準備し、持ち込みを行うところも多くあります。

そのなかでも、介護が必要な場合、必ず用意しなければならないのが、介護ベッドではないでしょうか。

 

しかし、機能や種類をうまく選べるか不安な方もいらっしゃると思います。

 

そこで今回は、老人ホームでも便利なベッドの選び方についてご紹介していきます!

 

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 目次

 

 

高齢者にベッド生活がおすすめな理由とは?

 

なかには、「高齢者がベッドを使うメリットってあるの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

高齢者が快適に眠れる環境を作るためにも、布団よりもベッドがよいと言われています。

その理由として、大きく下記の3点が挙げられます。

 

 

寝やすく起き上がりやすい

 

高齢者に布団よりもベッドが適している最大のポイントは、「足腰への負担が少ない」ことです。

 

布団を利用する場合、しゃがんで布団に入りますが、高齢者にとってしゃがむという行為はとても大きな負担となります。

また、起床時も同様に、ベッドのようにつかまったり、手を置ける場所がないので、とても起き上がりづらいです。

 

その反対に、ベッドを利用する場合、布団に比べて高さがあるため、しゃがんだりすることもなく、体への負担を減らすことができます。

 

さらに、布団の上げ下ろしも必要ないため、足腰の負担を軽減することができます。

 

 

ホコリやハウスダストを吸い込みづらい

 

歳を取ると、若い人たちに比べて抵抗力が弱まり、風邪や感染症のリスクも高まります。

 

床に近い布団に比べて、高さのあるベッドを利用することで、風邪や感染症の原因に繋がりやすいホコリやハウスダストを吸い込みづらいので、健康面でも、とてもよいです。

 

 

暖かく眠れる

 

部屋の冷たい空気は下に流れ、暖かい空気は上昇します。

どれだけ暖房をつけていたとしても、床に直に敷いた布団からは冷えは伝わってきます。

 

ベッドを利用することで床からの高さが上がるため、布団に比べて通気性がよく、暖かく眠ることができます。

 

 

介護ベッドにはどのような機能があるのか?

 

老人ホームでも使用できるベッドを選ぶ際には、介護に特化したベッドを選ぶとよいでしょう。

 

介護ベッドには主に、「背上げ機能」、「膝上げ機能」、「高さ調節機能」の3機能があります。

 

寝たきりを予防し、健やかな毎日を送れるようにアシストすることが、介護ベッドのメリットです。

 

 

背上げ機能

 

背上げ機能とは、ベッドの背の部分が持ち上がる機能が付いているベッドのことです。

 

上体が起き上がり、好きな角度で止めることが可能です。

ベッドから起き上がりやすく、ベッドで過ごすときも本を読んだり、テレビが見やすいといったメリットがあります。

 

介護する側も食事の介助をしたり、車いすに移乗させたりといった、日常の動作が行いやすくなります。

 

 

高さ調節機能

 

高さ調節機能は、文字通りベッドの高さを変えられる機能が付いているベッドのことを指します。

 

例えば、起き上がり時には、ベッドに腰かけたときに、膝よりもお尻の位置が少し高めになるくらいに調節すると楽に立ち上がることができます。

 

また、就寝時には、高さを低めに設定することで、落下防止につなげることも可能です。

 

介護する側も、体勢に無理がないように高さを調節することで、介護の負担を軽減することができますね。

 

 

膝上げ機能

 

膝上げ機能は、ベッドの足側を上げることのできる機能が付いたベッドのことです。

 

背上げをしたときに、同時に膝上げもすることで、身体が足側にズレ落ちることが軽減されて、身体が安定します。

 

また、ベッドで長時間同じ姿勢でいると足が浮腫みやすくなりますが、膝上げ機能を使い姿勢を変えることで、血流を促しむくみ防止にもつながります。

 

 

介護ベッドにはどのような種類があるのか?

 

介護ベッドには、機能ごとに搭載されているモーター数が変わり、それによってベッドの種類が分かれています。

 

 

1モーターベッド

 

背上げ機能、高さ調節機能のどちらかの機能が付いているタイプのベッドです。

 

細かい調節は難しいため、比較的身体を動かすことができる人が起き上がり補助として使用するのに適しているベッドです。

 

 

2モーターベッド

 

背上げ機能と高さ調節機能が両方備わっているタイプのベッドです。

 

背上げ機能に連動して膝上げ機能が付いている場合も多いため、自力での起き上がりと立ち上がりが、どちらも不安のある方におすすめのタイプです。

 

 

3モーターベッド

 

背上げ機能、高さ調節機能、膝上げ機能のすべての機能が備わっているタイプのベッドです。

こちらのベッドはそれぞれ個別に細かい調整を行うことが可能です。

 

自力で寝返りを打つのが難しい方や、ベッドで過ごす時間が長い方を介護する場合には、こちらのベッドを選ぶとよいでしょう。

 

 

4モーターベッド

 

背上げ機能、高さ調節機能、膝上げ機能が備わっているほかに、左右の方の部分を傾けて寝返りの補助ができる、比較的新しいタイプのベッドです。

 

それぞれの機能が独立しているため、細かい介助が可能ですが、操作がやや煩雑なことがデメリットともいえるでしょう。

 

しかし、タイマーによる自動寝返り機能を設定できるタイプもあるため、要介護度が高い方の床ズレ防止にも役立ちます。

 

 

1+1モーターベッド

 

2モーターベッドと混同される方も多いのですが、1+1モーターベッドは、背上げ機能と膝上げ機能が備わっていて、それぞれ単独で操作ができるタイプのベッドのことを指します。

 

2モーターベッドでは、背上げ(+膝上げ)機能と高さ調整機能が備わっているのに対して、1+1モーターベッドには、高さ調節機能が付いていない点が異なります。

 

 

ベッドの選び方のポイントは?

 

高齢者がベッドを利用するメリットはたくさんあります。

 

では、高齢者のベッドを選ぶ際には、どのような点に気を付けておくべきなのでしょうか。

 

 

ベッドのサイズは合っているか?

 

まず、はじめに確認するポイントとしては、ベッドのサイズが挙げられます。

高齢者には広さに余裕のあるセミダブル以上のサイズがおすすめでしょう。

 

「一人用だし、シングルでいいのでは?」と考える方も多いかもしれませんが、高齢者がベッドから転落するリスクを考えると、サイズに余裕のあるベッドを用意するほうが安心です。

 

ベッドからの落下は深刻な怪我に繋がる可能性も高いので、軽視してはいけません。

 

しかし、老人ホームに持ち込むベッドが必要な場合は、老人ホームの部屋の広さもあるため、予め確認してから用意するようにしましょう。

 

 

ベッドの高さが合っているか?

 

高齢者のベッドを選ぶ際には、ベッドの高さも考慮すべきです。

 

ベッドの高さは、ベッドから起き上がったり、腰をかける瞬間の負担を左右します。

少しでも負担を減らすためにも、使用者に合った高さのベッドを選びましょう。

 

人の座りやすい高さは、身長の1/4の高さと言われています。

人によって身長や足の長さは違うため、上記はあくまでも目安ですが、参考にしてみるのもいいでしょう。

 

高さを細かく調整したい方は、高さを調整できるベッドを選ぶのを検討してみてください。

 

 

マットレスの寝心地が合っているか?

 

ベッドの上で快適に過ごすためには、マットレスの硬さや素材は、ベッド選びにとても重要なポイントです。

 

固すぎるマットレスは体を圧迫しすぎる可能性がありますが、柔らかすぎると自力での寝返りをしにくくなってしまいます。

 

可能であれば、実際に触ってみたり、横になってみたりしながら使用する本人が心地よいと思えるマットレスを探してみましょう。

 

また、素材には空気で膨らませるエアータイプ、ウォータータイプなどがあります。

このようなベッドは空気や水の力で身体を浮かせることで、体圧を分散させる効果があります。

 

他にも、ウレタンやゲルが入っているタイプのマットレスは、身体にしっかりフィットしてくれるため、寝返りをサポートしてくれます。

 

 

危険がないか・安全に使用できるか

 

高齢者に限らず、危険がないか・安全に使用できるかということは、ベッドを選ぶ際に気を付けたいポイントです。

 

耐久性や安全性に不安があるようでしたら、そのベッドを購入するのはやめておきましょう。

商品詳細もしっかりと確認したうえで、ベッドを購入するようにしてください。

 

また、誤った操作による転落事故や挟まれ事故を避けるために、JIS規格によって製品の強度や形状は細かく規定されています。

 

JIS認証を受けた製品は、製造工場の審査と完成された製品の審査の両方に合格しているため、安全性がしっかり担保されています。

 

介護ベッドを選ぶ際には、JIS規格が表示されている商品かどうかチェックしておくのもポイントです。

 

 

付属品をどうするか

 

被介護者の身体の状態により、ベッドまわりの付属品も必要なものがあれば購入の検討を行いましょう。

 

付属品には、ベッドからの立ち上がりを補助する手すりや、使用者のベッドからの転落や寝具がずり落ちるのを防ぐサイドレール、ベッドの上で食事をする際に使用する介護用ベッド専用のテーブル、ベッドから車いすなどに移動するときに使用する移乗用ボード、マットレスなどがあります。

 

必要に応じて、上記のような付属品を用意しましょう。

 

 

持ち込みのベッドをレンタルしませんか?

 

ここまで、高齢者の方に合ったベッドの選び方について、ご紹介してきました。

 

老人ホームに備え付けのベッドがない場合、入居者が新しくベッドを用意する必要があります。

しかし新しくベッドを揃えるとなると大きな出費となってしまいます。

 

そこでおすすめしたいのが、ベッドのレンタルサービスです。

 

さらに、介護施設や老人ホームに持ち込めるくらいの家具・家電を一式揃えたいと考えている方には、レンタルはとてもお得です。

 

YOU-RENTではさまざまな家具・家電を取り扱っています。(※在庫状況によりご用意できない場合もあります)

また、セットでのレンタルも格安で利用できます!

 

メーカーや色などのご希望があれば、事前にお問い合わせください。在庫があれば、可能な限り対応いたします!

 

 

ベッドの持ち込みは、ぜひレンタルサービスを!

 

 

高齢者の方に合ったベッドの選び方について、ここまでご説明をしてきましたが、いかがでしたか?

ベッド以外にも、持ち込みの家具・家電で悩んでいる方は、新たな選択肢として、レンタルサービスを利用してみるのはいかがでしょうか。

 

私たちYOU-RENTでは、さまざまな家具・家電を取り扱っております。

YOU-RENTが拠点を構える愛知県(名古屋)はもちろん、岐阜・三重・静岡の東海地方から滋賀・京都・大阪・京都の関西圏まで幅広く対応を行っています。

 

お客さまのご希望で真摯にお応えできるよう力を尽くします。お気軽にお問い合わせください!


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